手織り布商品

・天然染料 手染め
・手織りの風合い
・丁寧な仕立て


イオリ工芸では木綿との相性のよい染料である藍と柿渋を使用しています。藍染めは1回の染色で水色にしか染まりませんので、紺まで染め上げるのに20回以上繰り返して染め上げます。柿渋は1回染色するごとに乾燥させ、希望する色に染め上げるまで何日もかけて染め上げます。ふたつとも染液は繊細なので管理と注意が必要となります。手で染めるため一度にたくさんの量を染めることはできませんが、染めあがった時の色彩は他に真似のできない美しさです。
イオリ工芸では、菊屋式高機と大正期に作られた足踏み織機を使用して生地を織り上げます。絣織りでは当初考えたデザイン文様を機織時に復元していくわけですが、その時、緯糸1本づつ柄を合わせていく必要があり、手織りでなければその復元ができず粗い文様になってしまうのです。時間をかけて織られた生地には他には代えがたい風合いがあり、手織りにこだわる職人の気概を感じることができます。
イオリ工芸で作られるほとんどの製品はイオリ工芸の染織工房内で作られます。この工房には染めと織りに関する設備だけではなく、本縫いミシン、ロックミシン、アイロン台、プレス機、革漉き機など、織り上げたものを製品化するための設備も整っています。出来上がるまでの工程を確認しながら1点づつ仕上げていくことができるので、出来上がった製品は丁寧な仕上がりとなります。






本革天然藍染め商品

・木灰汁建て天然藍染め
・手仕事 巻きかがり
・実用性 多機能 機能美


徳島産の天然の藍を日本酒によって自然発酵させ、発酵が十分に進み、藍の発酵にとってはアルカリの低い時といわれる時期に時間をかけて染め上げていきます。そのことにより素材への負担を最小限に染め上げることができます。
そのため、いつでも染め上げることができるというものではございません。革を染めることのできる僅かな期間に必要枚数を染め上げていきます。
天然藍で染め上げた表革を1点づつ革レースで巻きかがって仕上げていきます。手で染め上げた革を手で巻きかがって仕上げることにより、製品としての魅力が備わっていきます。
「手仕事の美」を大切にするイオリ工芸のこだわりを感じることができます。
厳選した天然素材を使用し、各工程での技法にこだわって作っているからこそ、実用性においても優れた製品を作っていく必要があると考えています。
収納数、収納性の高い製品へのデザインアプローチにこだわることにより、そこに多機能でありかつ機能美を垣間見ることができる製品となります。




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